Pentaho : 小規模・中規模法人様 導入モデルケース

 

業務ソフトは会計ソフトのみ。販売や人事はExcelなどで行っている場合


データをExcelなどで管理していると、同じ管理内容(販売や人事など)でも年度によって新しいExcelファイル使うなどしているとデータがバラバラになり、後のデータ活用が非常に難しくなります。まずは最も簡単なデータベースを導入してみてはいかがでしょうか。


データベースもオープンソースでライセンスが無料のソフト(MySQLやPostgreSQLなど)は商用のOracleやSQL Serverと遜色の無い機能を持っています。OSも選びませんので既にお持ちで負荷に余裕のあるマシンにインストールしてお使いいただけます。


これまでExcelで行ってきた業務手順は変える必要がありません。「Pentaho データ統合」を利用すると、自動でExcelやCSVなどのデータをデータベースへ保存するような処理が簡単に作成できます。 


更にデータベースに保存されたデータから前月・前年との比較や差分データを見たい場合などにも、Pentaho データ統合は利用できます。データベースから抽出したデータをExcel形式やCSVなどで自動生成するように組んでおけば、慣れたExcelなどでデータの分析が可能です。

Pentaho データ統合は次のようなシンプルな構成で実施可能です。
 

業務ソフトはひと通り導入しているが、会計・販売・人事などのデータの連携はない場合


異なる種類のデータを組み合わせることで新たな知見を得ることができます。例えば人事のデータと販売データを結びつけることで社員の成果の評価や目標管理として利用できます。また、会計データと販売データを結びつけて、予算-実績の管理を日毎にアップデートされた最新のデータで利用できます。

このようなデータ統合を実現するのが「Pentahoデータ統合」というソフトウェアです。Pentahoであればオープンソースですので、ソフトウェア部分が無料で利用できます。データ統合の実現のための最もシンプルなシステム構成は以下の通りです。
 

予算や人をかけるほどではないが、業務データを分析して経営に活用したい



データ統合までできたら、そのデータを経営判断に活かすためにもデータ分析を行いたいところです。企業活動を通して集められるデータにはとても有益な情報が含まれているはずですが、多様で大量のデータから有益な情報を拾い出すのは一筋縄ではいきません。そのため、データ分析というとアナリストにコンサルタントとしてお願いすることが考えられますが、そこまでお金や人をかけずに分析が始められればそれに越したことはありません。

PentahoのOLAP(オンライン分析処理)ツールは次元の多いデータの分析が手軽に行えるため、アナリストなどの第3者に分析のレポートを依頼しなくても、経営者自身が自分で多次元分析をしていただくことが可能です。

例えば多くの支店をもった小売業の場合、売り上げに対して時期、支店、商品、客層などといった見方が考えられますが、これで4次元となります。このうち、時期と支店、時期と商品、支店と商品などのように組み合わせを自由に変えて売り上げの集計データを見るとこれまで見えなかったトレンドなどが見えてくるかもしれません。

また、一つの次元を取っても、例えば、時期については年、季節、月、曜日、時間帯などの階層での分析が考えられますし、支店についても、地域、支店、立地、店員規模など異なる階層での分析が考えられます。これらの階層を高いところから始めて、気になるところは階層を掘り下げて詳細な集計を表示させると、隠れていた問題の発見が容易になります。

PentahoのOLAPツールはこれらのデータ操作を直観的なGUIとストレスのない反応速度で行えるため、経営者自身がデータをいろいろな視点、切り口、深さで眺めることができます。経営者自身が直接データを扱えることで、経営者が持っている経験や勘を分析に加えることができ、より実践的な分析が可能になります。

このOLAP分析を行うための最もシンプルなシステム構成は以下の通りです。