医療の質指標プールについて(案)

医療の質指標は、プロフェッションが自主的に活用して、改善に活かしていくことが重要である。そのため、指標関係の事業間の共通化に関しては、外部から共通化されるのではなく、結果として共通になることが望ましい。一方で、特に診療ガイドラインやエビデンスに基づく指標の開発は、専門性と努力が必要なものであり、多くの異なる場で行われ、少しずつ異なる指標が多く出てくると効率的でない面もでてくる。

そこで、診療ガイドラインやエビデンスに基づく指標の定義を、共同で維持、管理、発展させてプールし、そのプールの中から、事業ごとに適宜に活用していく、ということが、我が国における医療の質指標の活用推進に役立つと考えられる。病院団体の質指標は、それぞれの組織の特徴、会員病院の特徴に適合しているもので、事業を超えての標準化や共通化は困難な面が多々あるが、もともと急性期医療を対象としているDPCデータに基づく指標は、内容上もデータセットが共通であることからも、共同で維持しプールする指標の候補としてふさわしいと考えられる。

共同で所有し、維持、改訂、発展させていくスタート時点の指標定義体のプールの案として、厚生科研のもとで開発された指標群をPDFで掲載している。

共同組織の暫定イメージ (案)
  • 全日本病院協会
  • 日本病院会
  • 日本医療機能評価機構
  • EBM (根拠に基づく医療) 普及推進事業
  • Quality Indicator/Improvement Project (QIP)

医療の質指標プール(案)(PDF)